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炭焼 のっぽ



ここは入院日記第三話のページです。

入院日記第三話

先ずは皆様ご心配おかけしております。昨日無事に手術は終わりました。骨を何とか繋ぐ努力をしてくれたそうです。

第3話

昨日手術の話をしました。
二時過ぎにお迎えに来てくれる予定が何と 何と五時回っていました。娘が付き添いに来てくれて心強いのですが 恐縮します。いよいよオペ室に出発します。。。。
ここはこの地域でも大きな病院です。後ろで脚上げ車椅子押してくれている看護師が
ナーバスな僕を元気づけようと色々教えてくれます。

看護師 ここはねオペ室が15もあるんですよ。
僕   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
看護師 一番奥だね12番かな?
僕   ・・・・・・・・・・・・・・・・・
看護師 寒い?
僕   寒いです。(見ればわかるでしょ?ほとんど裸なんだから)
看護師 もうすぐ着くからね。
僕   はぁ  (内心予定より遅くなってちょっといらっとしていました)

で僕はその後見てはいけない物を見た気がしてすぐ大人しくなったのです。
その光景は長い通路の両脇に金属製ピカピカの台車やストレッチャー、棚 箱
雑多の感じから映画で見る戦争中の野戦病院の雰囲気?
僕はなぜかスーパーのバックヤードを思い出したんです。昔スーパーの肉屋の出入りしていた時を思いだし、包丁もってカチャカチャと振り回しているDrが出てきそうですぐに反抗しない いい患者になったのです。

いよいよ手術です。狭い、狭い手術台に自分で移り(脚痛いのに自分でベッドに移動です)
手術台がこれまた狭い あっちこっちに管や線を付けられてトドのロボットのバッテリー充電状態です。そして僕の身体、幅広過ぎて両手を横に置く所がない。右と左に別のテーブル持って来てその上に手を置くのです。点滴が始まり酸素マスクをして、次に気が付いたら吉田さん 吉田さん わかりますか?気分はどうですか?

気分悪いにきまっています。手術が終わって部屋に帰って来たのは午後10時 
俺の夕食は?えーー明日の朝まで水も飲めないの? ガックリ 締め付けられたような
痛みの足をさすりながらしょっちゅう見にくる看護師にビクビクしながら眠りにつきました。


つづく



[ 2022/01/06 14:19 ] 大将の独り言 | TB(0) | CM(0)
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